環境報告書2025
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代表取締役社長 野嶋 正道環境報告書2025 令和7年を迎え、私たちを取り巻く社会環境は大きな転換期を迎えています。大阪・関西万博では「いのち輝く未来社会のデザイン」が掲げられ、持続可能な社会への関心が一層高まる中、能登半島地震をはじめとする自然災害は、環境と人間の共生のあり方を改めて問いかけています。 当社は、1990年(平成2年)5月の設立以来、UR等賃貸住宅を中心とした空家補修工事や間取り改善を含むリニューアル工事、集合住宅の外壁修繕や防水工事などの大型工事、設備機器の修繕、さらには水漏れ、断水、停電などの緊急事故対応など、そこにお住まいの皆様の安全・安心・快適な暮らしを支える住環境づくりに尽力してまいりました。 近年では、社会環境の変化とともに多様化するニーズに応えるべく、リフォームや設備改修に加え、廃棄物・資源・エネルギー消費の削減など、環境負荷の軽減を意識した取り組みを推進しています。これらの活動は、当社が掲げる長期ビジョン「循環型社会への貢献」に向けた取り組みの推進に基づくものであり、持続可能な未来の実現に向けた重要なステップと位置づけています。 環境ISOと品質ISOを統合したマネジメントシステムの構築・運用を通じて、SDGsをはじめとする環境配慮活動や地域貢献活動にも積極的に取り組んでおります。特に環境ISOの取り組みにおいては、「地球環境への配慮」を基本方針とし、省エネによる温室効果ガスの削減、3R(リデュース・リユース・リサイクル)の推進、産業廃棄物の適正処理など、事業活動に直結した環境負荷の低減に努めています。 本報告書を通じて、当社の環境に対する姿勢と取り組みをご理解いただければ幸いです。今後とも、皆さまのご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。1ごあいさつ

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